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世の中の怒り、悲しみを書き綴る極めてネガティブなブログ


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NO MORE WAR
ついさっきまで日本テレビのドキュメントを観ていて号泣。
サイパンの隣にあるテニアンという島での出来事だったんですが。

第二次世界大戦のさなか、日本から移住してきた家族は米軍から必死に逃れていたんだけど
段々と体力も気力も限界に近づき、ある時妹が米軍の攻撃で耳を怪我してしまって
それからを境に悲劇が始まりました。
その妹は父に「私を殺して」と。
足手まといになるくらいなら家族に殺された方がいいって。
しかもさ、父親に向かって「長い間ご迷惑をおかけしました」なんて言ってるの。
なかなか言えないよ?言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。
で、お父さんは娘を首を絞めて殺しました。
母親ももう覚悟を決め、息子に銃で撃つように言いました。
僕が先に死んでお母さんはその後海にでも身を投げて下さい、と言うと
お母さんはお腹を痛めて産んだ血を分けた子供に殺されるなんて
なんて幸福な死に方じゃないの、と言いました。
母は座って手を合わせ拝みながら微笑んでました。
結局息子は母の心臓めがけて発砲しましたがまだ死んでません。
横から父が「頭狙え!」と言い2発目で母は事切れました。
昭和19年8月6日のことでした。

息子さんは現在78歳だそうです。
遺影も位牌もなく、もう母の顔も思い出せないそうです。
顔を忘れればあんな嫌なことも忘れられるだろう、という思いからだそうです。
彼は奥さんに、もし自分が死んだらテニアンの海に散骨してくれと言ってるそうです。

そんな番組を観て思ったんだけどさ、逆に残された身としては
死んだ家族よりつらい思いしてるんだろうな、と。
家族の運命を背負って生きていかなきゃいけないって思うとおれには耐えられない。
今の世の中、子供が両親殺したり親が育児のストレスから赤ちゃん殺しちゃったり
わけわかんねーことだらけだけどさ。
過去に一部の馬鹿な日本人のおかげで多くの日本人が傷つき死んでいき、
その苦しみや悲しみを背負いながら日本のために頑張っていた人達がいることを
忘れちゃいけないと思うんだよね。
今我々が何不自由なく生きられるのはそういう努力の結果なんだよ。

と、観た後におれも変わらなきゃと思いました。
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